侠客行 李白
趙客冠に胡纓綴り、
呉の剣は霜雪如し。
銀鞍は白馬照らし、
流れ星の如く駆け。
十歩に一人を殺し、
千里迄止められぬ。
衣を撫で過ぎ去り、
身も名も深く隠し。
暇に信陵で酒呑み、
剣を外し膝前置き。
朱亥と共に肉食し、
侯贏へ大酒を勧め。
三杯飲み承諾をし、
義侠五岳より重き。
目霞みに耳赤らみ、
気概盛んで虹呑む。
金槌で趙国を救い、
邯郸を先に驚かし。
千秋に壮士が居り、
大梁に声名が響き。
死すでも侠骨残し、
世の英雄に恥じぬ。
儒生見習い居るか、
白髪が太玄経書く。
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