短歌行 曹操
------ 川谷教育
酒に向かい歌うべし、人生は幾ばくも無し!
朝露の如し、去り行く日は甚だ多し。
慷慨を以て歌え、憂い思い忘れ難し。
何を以て憂いを解かん?
杜康しかあるまい。
青々たる君の衿、悠々たる我が心。
ただ君が為の故、沈吟し今に至る。
呦呦と鹿鳴き、野の草を食す。
我に賓客居らば、瑟を鼓し笙を吹く。
明々たる月の如く、何れの時に採るべし?
憂いは中より来たりて、断絶すべからず。
あぜを越え蹊を渡り、ひたすら相い存ねん。
ひさびさの宴に、心は古き恩を念わん 。
明るき月に星まれ、烏鵲は南に飛ぶ。
樹をめぐること三たび、何れの枝に依るべし?
山は高きを厭わず、海は深きを厭わず。
周公は哺を吐きて、天下の心を帰す。
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